2020年6月28日日曜日

[飛ばない] ゲンジボタルの撮影二日目




昨夜も同じ場所でゲンジボタルの撮影


一昨夜の観察を元に、一修正をして同じ場所にカメラをセットした。昨夜の台数は6台。今回の遠征では7台を用意してきたが、カメラの台数が増えるとミスも増えるので、セットする台数を減らして6台で撮ることにした。神6。


昨日も同じ時間帯にホタルが出始める。さあ、いよいよ。6台を順番に周り、設定を随時調整を加えながら撮っていく。順調。


が、飛び出しの時間帯が過ぎたあたりで、大人しくなった。時々散発的に飛んでくれるのだが、飛んでは収まり、葉っぱの下で静かに止まって、スヤスヤ眠るような光。う~ん、どうしたものか。


時間は8時、9時と過ぎていくが、傾向は変わらない。盛り上がりそうで盛り上がらない。前の日はガンガンイケイケで飛んでくれたのに、一体どうしたのだろう。気温や湿度はホタルが飛ぶのにもってこいの状況。ただ一点、前の日と違ったのは明るさ。


昨夜は曇りであったが、その雲に隠れたところで月の存在があった。まだ半月まではいかないまでも十分に明るい。雲がランプシェードのような形となり、夜だというのに薄ぼんやり明るいのだ。ヒメボタルはほんの少しの光でも隠れて表に出てきてくれないが、ゲンジボタルは少々明るくても出てきてくれる。はずだった。でも、この日の飛びはイマイチ。


今回のアップしたものは飛び始めの勢いのあるシーンである。ホタルの発光始めは勢いがあることが多い。この調子でガンガン光ってくれると撮影も助かるのであるが、昨夜は違った。諦めて撤収しようかどうか迷いながらも10時過ぎまで粘った。でも、こちらの思いとは裏腹に光の数は減る一方。


撮影中に雲の裏側が光った。ホタルではない。雷の光。天気予報では雨マークがついていたので、そろそろ降り始めるかも。と、嫌な予感がしたので10時半過ぎて、カメラを一台そしてまた一台と片付けていく。機材を全部まとめて駐車してあった車に戻り、機材を格納した時点で、ポツポツ。雨が降り始めた。セーフ。


狭い車の中で荷物を積み上げて、寝床を作った時には雨がザーザーに変わっていた。寝床に就く。雨音はショパンの調べ。物語であればそうなるが、現実はブリキの太鼓。ルーフに落ちてくる雨音がうるさい。眠れそうに無い五月蠅さだったので、睡眠薬飲んで強制就寝。


今朝目覚めると、雨模様は変わらず。現在も降り続いている。予報では夕刻までには止む。さて、いかがしよう。今夜のプラン。他の場所に移動するか。それか昨夜のリベンジといくか。昨日が駄目でも今日は最高となる場合もある。逆に昨日より最悪となる場合もある。雨を眺めながら、ゆっくり考えることにしよう。



本日のまとめ・・・雨音はブリキの太鼓


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