2020年5月31日日曜日

[続・幻の姫の森]


今では立ち入れない幻の姫の森。

過去の写真。撮影データを塩漬けしたままだったのをデジタルリマスターしてみた。前にも取り上げた立ち入り禁止区域となった場所。大木の囲む空間が格好良くてお気に入りだったんだけどなあ。もう撮れない幻の場所。

本日のまとめ・・・特になし

2020年5月30日土曜日

[相生山] 竹林に光るヒメボタル


5年前の相生山。

今年はコロナで相生山に行けなかった。今頃はヒメボタルは竹林で光ってるのであろうか。長年、相生山で撮影を続けてきて、連続撮影記録が途絶えてしまった。今年は現地はどうなんだろう。相変わらず混んでるのであろうか。三密ではないにしても横一列に密密だったから、現場に行かれる方はくれぐれも注意して撮影してほしい。

今回アップのものは5年前の相生山の竹林。ここは毎年変化がある。土地の人が年によって竹を間引きする。綺麗に並んでた年もあれば、中途半端なとこでバシバシに切られ撮影するには絵にし辛い時もあった。今年もまた微妙に変わってるのか。それともそのままなのか。

以前は竹林の場所は夜12時を過ぎると撮影者が次々と引き上げて誰も居なくなる夜もあった。そんな時は遊歩道のど真ん中に三脚をセットしたアングルで撮れる。でも昨年は必ず誰かが遅くまで粘っていて、昔のように誰も居なくなった中で独り占めして撮影することが困難になってしまった。

来年は相生山に行けるだろうか。先はわからない。

本日のまとめ・・・今年は相生山は我慢

2020年5月29日金曜日

[カメラから離れないヒメボタル] 昨夜の撮影エピソード



昨夜のヒメボタル君のお話


日々森出勤の中の昨夜、ヒメボタルの撮影中、一匹のヒメボタルがカメラにピタリと止まった。普通ははね休めしたあとにどこかへ飛んでいってしまうのだけれど、土から出たばかりなのかジッとカメラにピタリ。目の前で光るのを見ながら撮影。時々ゴソゴソ動きながら光るコ。ヤバイ。可愛い。癒やされる。

その後2時間ほど経過しバッテリー交換しないといけなくなる。カメラの上のヒメボタル君は相変わらずカメラにピタリくっついて光ってる。う~む。そこで、そのコをつけたままカメラカバーを外し、ヒメボタル君をくっつけたまま、暗がりの木の葉あたりに置いてやった。

また撮影を続けるが、時間の経過とともに徐々にヒメ達の光が減り発光が次第に終わり始める。そこで撤収作業開始。森のあちこちにセットしたカメラを順番にしまって、三脚を畳んでいった。森の暗がりに置いたカメラカバーもしまおうかなと思って見てみると、まださっきのコがとまったままであった。よほど気に入ったのだろう。

でも、カバーをしまわないといけないので、ヒメボタル君を茂みに置こうと、そっと手のひらにのせる。すると驚かせてしまったようで、発光の点滅がチッチチッチと早くなって手のひらの中を動き回る。ゴメンゴメン。気持ちよく休んでるのに起こしてしまったね。すまん。

そのヒメボタル君は点滅しながら私の手のひらから飛び立った。そして撮影中だった一台のカメラを向けた方向へ点滅しながら舞い飛んでいった。カメラには一本の光跡が残った。


昨夜の思い出の一枚。



2020年5月28日木曜日

2020年5月27日水曜日

2020年5月26日火曜日

[森から見上げた空]


昨日見た空。

夕方までグッタリしてたのだけど、結局森へ出勤した。森に到着すると鱗雲が空一面に出て綺麗だった。レンズはホタル撮影用のものばかりで広角レンズはなかったのでSummarit 50mm/f1.5でパチリ。

なんだか今年はヒメボタルの出が悪い。これだけ出ないとちょっと心配になってくる。
今、雨が降り出した。これで諦めがつく。森への出勤は止め。
家で休息&家仕事する。内職ぢゃ。

本日のまとめ・・・休みは必要

2020年5月25日月曜日

[顔面強打]


昨夜は顔面強打。

森の中の一部がコンクリートで固められてしまった。自然の中で浮いてしまっていて、環境破壊とも言って過言ではない違和感。心底腹が立つ。

そして、夜中の撮影中にあろうことか、足が滑って、顔面をコンクリートに打ち付けた。頭の部分に全体重がかかったので、火花が散った。下手すると森林火災になるところだ。あまりの痛さにしばらく動けなかった。身体が固まったままフリーズ。きっと脳みそが飛び散ってるだろうから早く拾わないとと、頭を触ったところ、頭蓋骨は無事。割れていなくて良かった。脳みそを手に抱えては撮影が出来ない。

しばらくして起き上がり、撮影を続行したのだが、頭がジンジンと痛む。なのに、ヒメボタルは出てきてくれない。もうそろそろ出てきても良さそうな時期に入ってるのだけれど・・・。

嗚呼、確認出来たヒメボタルの数はたったの三匹。目視で三匹。写真に入っていたのはゼロに近い。なんか負傷しただけで損した気分。自宅に帰って鏡を見ると額が割れていた。皮膚の部分ね。心なしか腫れてる。今夜もきっと行くだけ損になりそうだから、休息日にして腫れた頭を癒やすとするか。

本日のまとめ・・・コンクリート大嫌い


2020年5月24日日曜日

[幻の姫の森]


幻の森。

3年前に撮影した森。以前はほとんど人が立ち入る事は滅多に無かった場所。撮影者は私以外に数人程度であった。しかし、いつしか十数人の人々が日々入るようになってしまった。私は遊歩道脇で撮影していたが、大勢の人がヒメボタルが生息している草むらの中へズカズカと平気で立ち入っていた。ヒメボタルを撮りに来てるのに自ら足で潰しているようなもので、心なき撮影者に心を痛めていった。

そんなこともあって、地元の人によって、この年にこの場所は立ち入り禁止区域となった。もう撮れなくなったけど、それで良かったと思っている。どんどん荒らされていく中で撮るよりも、誰も入れなくしてヒメボタルを守る。その結論を私は支持する。

それで考えると、相生山はとてもマナーが良い。地元の人らが有志で観察会を開き、注意喚起を促しているので、誰も森の中でライトをつけたりする不心得者はいない。知らずにライトをつけてやってくる新参者の人々には、誰とも無くやんわりと、ここは消さないといけないよと優しく促してくれて森の中での規律が守られている。

全国津々浦々とヒメボタルのポイントに訪れるけれど、酷い場所はほんとに酷い。光害が起こりヒメボタルの生態が脅かされている。そういった場所はいくら撮影場所として良くても足が遠のく。自分が不心得者と一緒になって撮っている自分自身が嫌になるからだ。

今年はコロナ禍で多くのカメラマンは出かけない選択をすると思う。ヒメボタルにとってはその方が良いのかもしれない。でも善良なカメラマンは自粛して、不良カメラマンはまた森を荒らしに来るのかもしれない。

立ち入り禁止となったこの森。今では誰にも邪魔されることなく、光り輝いていることであろう。いつまでもそこにヒメボタルが棲息し続けることを祈るばかりである。




2020年5月23日土曜日

[三年前] 過去のヒメボタル作品


三年前の相生山緑地にて。

こ時期は毎年名古屋の相生山でヒメボタルを撮るのが恒例となっていたが、コロナ禍にあるので、遠征が出来ず断念。

ヒメボタルの場合はいつものようなパチリで終わるものではなく、夜中に撮影してからコンポジットや多々な調整を施して作品としてまとめる。よって一手間かかるので、ずっと塩漬けにされたままのものもある。日の目を浴びることなく眠り続けてる物がハードディスクの中に沢山あるわけだ。

こちらもそのひとつ。雑誌や個展などに駆り出されることがなく眠っていた。ステイホームと叫ばれる中、自宅に居る時間がたっぷりあったので、過去のデータ整理をしていたら出てきた。

今年は時間はたっぷりある。ほぼ無収入で過ごさねばならぬので、自宅での作業を強いられることになるであろう。折角の機会なので、日々ブログに掲載していこうと思う。


2020年5月22日金曜日

[過去のヒメボタル作品] 月刊カメラマン休刊を惜しむ


2017年、月刊カメラマンに掲載されたヒメボタル。

以前は色々な雑誌に記事を掲載してもらっていた。その中のひとつ。休刊となってしまった雑誌、月刊カメラマン。3年前のこと。編集者の方とライターさんにわざわざ森にお越し頂き、撮影した時のもの。扉の見開きページの初稿。著作権の関係でこのページしか見せられない。他はライターさんが書いたり文字や写真をレイアウトされてるので出せないが、記事は全8ページ。こちらは、写真全面と私の自己紹介のみなので、ギリギリセーフかな。

初稿なので、誤って表記されてる部分がある。撮影機材がキャノンとなっているが、この作品はPentax K-1で撮った作品。そこはちゃんと訂正されて出版された。

今年はまだ光っていないけれど、また今年もここに撮りに行く予定である。


2020年5月21日木曜日

[再び森へ]


相変わらず静かな森。

前回の訪森から一週間経って、再び森に訪れた。カメラを前回と全く同じ場所にセット。しかし、今回もヒメボタルの発光は無し。

今年は頭上からパチパチと焚き火がはぜるようなパチパチ音とポトリという音が聞こえている。雨が降ってる訳でもない。

ホタル撮影を諦めて撤収の時にレンズフードにでっかい毛虫がくっついていた。音の正体であった。夜中ずっとポトリの音。毛虫が降る音。ヤバイ。いつ自分の頭に落ちるかわからないので帽子は必須だ。

相生山は今頃はきっとヒメボタルが乱舞してるんだろうな。
今年は遠征出来なくてもどかしい。


本日のまとめ・・・頭上注意

2020年5月20日水曜日

[シャラリン]


野原にシャラシャランと生えてた興味深い草?花?
謎花に認定されるところであったが、昨日のアプリで速攻判明。

「タワラムギ」って言う花なのでした。
今まで気がついてなかった。
原っぱには可能性が無限に秘められているのであった。

本日のまとめ・・・野原は無限

2020年5月19日火曜日

[謎花解決] 花の名前がわかるアプリを大発見!



iPhone アプリでハナノナあるいはhananonaで検索すると見つかるアプリ。
俺はスマホは持ってないけど音楽聴くのにipod touchはあるので、早速アプリをポチッとダウンロード。

使い方は簡単。の前でかざすだけ。
そしたら、次々と候補が出てくる。その花らしい角度にもっていくと90%とか名前とパーセンテージが出てきて、数字が高いほど、該当の花ってこと。

これが結構確率が高くて、すぐに花の名前がわかる。後で家帰ってネットに確かめる。先日アップのハクチョウゲ。今回のも。これの普通に撮った別写真でアプリをあてがってみた。現物でなくても写真でも使えるがな。AIバンザイ!

ほぼ、ドンピシャ!すげ〜っ!便利〜!

今日のまとめ・・・謎花にはアプリを使うべし!


2020年5月18日月曜日

[ピンクな爪]


もももすもももモモイロシロツメクサ。

シロツメクサが畦道にびっしり。んでもって、どれを撮ろうかな。神様の言う通り。と指さしたら、真っ白じゃないシロツメクサ。シロツメクサがほんのりと桃色。例によってパチリ。撮影から戻って調べる。モモイロシロツメクサとな。またひとつ勉強になった。



2020年5月17日日曜日

[色違い]


先日のと色違いのニワゼキショウ。

おんなじ形だから、きっと従兄弟は鳩子か、親類関係だろうと思って調べたら、これもニワゼキショウ。だから兄弟関係といった方が良いか。

例によって、ネットで調べてみる。すると、日本人じゃない。アメリカのテキサス出身と書いてある。ということは、カウボーイである。テキサスの原野や、牧場にもいっぱい生えてるのであろう。明治時代から日本に留学してきてるので、清少納言はこの花を見ていない。道理で百人一首に登場しないなずである。

では一句「これやこの、写真撮る撮る、ニワゼキショウ」

本日のまとめ・・・ニワゼキショウはテキサス生まれ


2020年5月16日土曜日

[謎花再び]


謎花。たぶんハクチョウゲ。

大人気の謎花シリーズ。巷ではホットな話題である。巷といっても俺だけという狭い範囲の話であるが近々研究論文がサイエンス誌にて発表されるとかされないとか。フェイクである。このワードも今ホットなので使ってみた。

正解がハクチョウゲだとすると、東南アジア産らしい。つまり大和撫子ではないあるよ。道路の植え込みに植栽されてるのを撮影しただけなので、なんで、うちの前の道にこの子がいるか不思議ちゃんなのである。東南アジアだからワールドワイドなのである。

つまりはヒメボタル撮影が開始するまでの間はしか撮るもんがない。ステイホームがそろそろ終わるかもね。そしたら色々撮りに行ける。それまでのネタは。近所のね。


本日のまとめ・・・謎花シリーズはつづく

2020年5月15日金曜日

[アメリカンな花]


ビバ、アメリカ!

今いっぱい咲いてるピンクの花。アメリカフウロ。

どこでもフラワーである。

なんで、アメリカフウロなん?

調べると戦後に日本にやってきている。つまり家康も信長もこの花を見たことがないのである。きっとマッカーサーの靴に種子がくっついていたのであろう。気がつけば日本に根付いた花。雑草には元々、日本になかったものが多い。

タンポポなんかも、昔の日本のタンポポよりも西洋のタンポポが多かったりする。帰化植物とか書かれてるものも多い。

マクドナルドやケンタッキーも帰化植物、いや帰化フード。セブンイレブンは本家は倒産したけど帰化コンビニで日本にまだある。ゴールドジムも本家アメリカでは破産したが、日本の店舗は存続という、よくわからぬ話。

また支離滅裂になってきたので、これにて終了。


2020年5月14日木曜日

[静寂の森]


夜に森に出かけた。

ヒメボタル撮影の下見に森へ。真っ暗な森の中でポツンと一人。まだ来るには早過ぎたかな。ただただ闇の時間が過ぎる。やることと言えば瞑想か妄想かのどちらか。音と言えば時々フクロウのホーホー、鳴き声が聞こえるくらい。静寂。

おそらく、もうそろそろ相生山でヒメボタルのシーズンが始まる頃であろう。残念ながら今年はコロナ禍の理由で遠出出来ないので遠征は出来ない。愛知県は自粛規制がとかれるようである。大阪はまだかな。



2020年5月13日水曜日

[続・謎花] 幸せの黄色い花


またもや謎の花。

雑草と言えど、いっぱいあるね。これもなんかようわからん子ちゃん。
例によってネットで調べてみる・・・結果「イヌカキネガラシ」っぽい。多分。間違ってたらすまん。これを見ると幸せになれるらしい。と思って探すと楽しい。きっと。

これも、我が輩のHPのコンテンツに既にアップしておるのでご覧遊ばせ。

世界最強の春のコンテンツ・・・







2020年5月12日火曜日

[謎花]



謎雑草だらけ。


このカットも我が輩のHPの「Breath of Nature」に登場するのだけれど、ようわからん。他にも謎の雑草はいっぱいあるので調べる。調べて判ったら書く。

今日もいい天気だけど、おうちでデスクワークをやらねばならぬ。

ブログもゆっくり書けないから、これにて今日のコーナーは終わり〜




2020年5月11日月曜日

[Breath of Nature] メインサイトのコンテンツ更新


謎雑草。

藤の花、鯉のぼり、そしてネタ切れ。ネタの仕入れは手っ取り早く家の裏の原っぱ。面白いもので雑草の花にも移り変わりがある。今ちょこちょこ顔を覗かせてきたのが、このピンク。他にも色違いの似たようなのも咲いていた。

謎すぎて、気になるのでネット検索。ん〜、なになに、「ニワゼキショウ」
これだ、この子の正体が判明。「ニワゼキショウ」でたぶん間違いない。
素人調査なので、間違っていたらすまぬ。

このカットも含めて、今年の春に撮影したカットを我が輩のHPにまとめた。


公開、未公開、混ぜ混ぜ。大体は本ブログにアップしてるけど、中には掘り出し物もある。全部で60カット。一挙大公開。え〜、マジで〜?わぁ〜っ!

これ見ておかないと一生後悔するよ。Check it out!!!

是非!


2020年5月10日日曜日

[初摘み苺]


毎年恒例の苺狩り。

家の裏に野苺がなる。今年はもう既に小鳥たちに先を越されてしまって、残り僅か。奥まったところの野苺は小鳥に発見されずに残っていたのでパチリ。そしてパクリ。

以前は裏に沢山の野苺畑が広がってたのだけれど、裏の土地の所有者が土地の整理をして果樹園にしたので、野苺は周辺に名残だけ残っている。

今朝も裏を探してパクリといきたい。



2020年5月9日土曜日

[こんな時だからこそ]


こんな時だからこそ、スイーツである。

スイーツを食べるとハッピーになれる。特にベリー系のスイーツは格別だ。ベリーの赤がスイーツ欲をそそる。スイーツとベリーとのコンビネーション。まさにスイーツの鉄板である。日々のスイーツ。今の時代に大切だと思う。持論。

ちなみに、こちらのスイーツは京都駅地下のポルタで食したもの。撮影のお仕事の帰りに立ち寄った。夕方だったので、まずは中ジョッキ。仕事の後の生は格別である。そしてスイーツ。晩ご飯を頼まずにスイーツをチョイスした。これもある意味正論である。

私には特に写真愛などない。だが、スイーツ愛だけは誰にも負けない。スイーツが好きな人は写真を撮るのも上手いらしいよ。これも持論である。

そんなこのスイーツ。一ヶ月後にはポルタ地下街の店がほぼ全て閉まった。また、このパフェを食べに京都へ出かけたい。その日を願って、ただ祈るばかりである。





#スイーツ男子 #スイ男

2020年5月8日金曜日

[Last Fujizamurai] 藤の花最終回 藤の花を撮る完結編


これをもって今年の藤の花作品投稿を終える。

ちゅうか、もうとっくの大昔に終わってるのである。単にネタが切れてしまってるから、撮りためた中から取り始めの作品を最後に添えただけ。

自宅の裏で撮れたので、三密回避でのんびり撮れたので、とても絶好な被写体さんだったのだけれど、またしばらくは野原で雑草と戯れることにする。

今の状況どうなんだ?出かけていいのか?まだステイホーム?ようわからんばい。

とにかく人混みは避けるけど、撮影したい。当分は収入ゼロが続きそう。

でも、その間に撮影だけでも行動はおこしたいのである。

ちゃらんぽらんな日本。

でも大阪の誇り、吉村知事は大好きだ。

当分、彼の言うことをきいて良いコでいたい。





2020年5月7日木曜日

[結晶] 藤の花のアングル


藤の花の結晶。

もう藤の花も終わってしまった。もうクチャクチャ状態。なので、最盛期の時に撮影した中からピックアップ。藤の花王国に潜入して内部から撮影した作品。

中から見ると、白玉さんが結晶のように見えた。そこをパチリ。

もう、藤の花の投稿も飽きてきたので、次のネタを探しに旅に出る。と言っても、家から半径10メートル以内で。



2020年5月6日水曜日

[今はカメラもレンズも買うな] 撮影機材購入のアドバイス


私からの一切忖度無しの忠告。

緊急事態宣言の延長。そうなるだろうとは思っていたが、首相会見を真面目に聞いて損した。休業補償の追加の話とかは無し。ただただ国民に耐えろだと。ガックシ。うなだれるしかない。

そんな事なので、今はカメラもレンズも買ってはいけない。但し、安定した収入があり悠々自適に毎日を過ごせてる一握りの方は除く。私のような底辺を生きる人間は特に不要不急の買い物をするべからず。全てを食費や家賃に充てるべし。

前にも書いたが私自身、所有していたカメラとレンズを一部売り払って現金に換えた。機材を色々持ってる者は機材整理も兼ねて、売ることをお勧めする。今は未だ買う人がいる。でもそのうちに買う人もいなくなるかもしれないからね。

それから、カメラ雑誌「月刊カメラマン」が休刊になった。以前、ヒメボタルの作品私の紹介を記事にしてくれてお世話になっただけに残念である。雑誌が休刊という意味は、ほぼ廃刊を意味する。親元のモーターマガジン社はそのままなので、編集の皆さんは社内で編入されてればいいのだけど。その後どうなったのかが気になってしまう。


さて、ここで最近発表の新しいカメラをあげてみる。各社より色々出されてるので目移りする。たとえば、FujifilmのX-T4、いいね。やっとボディ内手ぶれ補正が搭載された。欲しい。また、NikonのD780も評判がいい。買う気は全然ないけど。理由は最近のNikonのデザインはイマイチと思ってるから(特にミラーレスのZはデザイン的に全然無理)。なので正直要らない。フィルム時代のニコンは結構好きだったのにな。(F4とF100は今でも手放すことなく手元に残している)
Canonのミラーレスは今まで軍艦部がダサくて、まずデザインからして買いたいと思わなかった。性能以前の理由である。けれど、次期発売予定のR5のデザインはすんごく格好いい。実際使ってみないとわからんけれど、デザインだけは群を抜いていると思う。あくまで自分の好み。正直欲しい。

他には目新しいのあったっけ?そうだ、オリンパスがE-M1 markIIIを出してたな。まあ手元にまだE-M1とE-M5の型落ちあるから、それ使うからいいや。パス。欲しいけどね。
Panasonic・・・全く触手が動かない。動画を職業としてる方々には定評があるらしい。俺は基本スチールだから、パス。コンデジ時代は随分お世話になったけどね。
PentaxのK-1。これは実にいいカメラ。と、絶賛。以前メーカーさんから借りて使ってみたら、当時一番画質が良かった。欲しいと思ったけど、フランジバックがカメラメーカーの中で長いので、オールドレンズが使えない。よってパス。オールドレンズを集めてる人はフランジバックが短いミラーレス機を持っておくと幸せになれる。今の俺がソレ。

あとは・・・そうだ。Sigmaがあるね。これまでもユニークなカメラを出してるので、今出てるfpだっけ。このカメラは欲しい。すごく欲しい。でも我慢の子。

お勧めはやはり、Sony a7シリーズだな。現段階では性能的、デザイン的、トータルで見て独走している。前に書いた時点から変わらず。今の俺のメイン機である。以前はCanonがメイン。サブでSony。だったけど、入れ替わってしまった。Canonも使ってるけど、持ち出し率が高いのがSony。あくまで2020年5月時点での話。デジタル機材は下克上がつきものなので、数ヶ月で変わるかもしれない。

それから、なぜ今はSonyなのかの理由はイメージセンサー。写りがどうかはイメージセンサーによる部分が大きい。意外と知られていないのが、今のカメラのイメージセンサーの大部分はSonyが作っているってこと。Panasonicが昨年イメージセンサー製造からの撤退を表明した。だから現在イメージセンサーを開発製造してるのはSonyとCanonの二社のみ。Canonは自社の製品に搭載するから、Canon以外のメーカーは全部がSonyのセンサーなのだ。Canonの長年のライバルとされてたNikonでさえもSonyのセンサーなのである。つまり、Sonyが優位性を持っていて、当然一番最高且つ最新のセンサーは自分とこの会社のカメラに搭載するはずだ。だから、それよりちょい下のクラスのセンサーを他社に配ってると推測されるので、Canonを除けば常にSonyに分があるのである。



今日のまとめ・・・物欲は身を滅ぼす


いつもヒメボタルを撮影するシーズンが近づいてきた。例年であれば、カメラを10台、三脚を10脚、レンズは数十本を用意して撮影に臨む。でも、今年はメインカメラ1台とサブカメラ2台、念のためのサブサブが2台の体勢にするつもりである。緊急事態宣言の延長により、遠出撮影の道が閉ざされた。なのでヒメボタル撮影を開始する名古屋遠征が出来ない。とても残念だが、今年は断念するしかない。名古屋以外の場所もあちこちに撮影に出るのも出来ない。なので、今年は原点に戻って、20年前に撮り始めた自分のホームグラウンドの場所で撮影を行うこととする。


最後に、こちらにつけた作品の解説:10日前に撮った藤の花のクローズアップ。このコはもう既に枯れ尾花。ピチピチだったのに、もうクチャクチャになってしもた。Time goes byである。時は金なり。障子に目あり。クロードチアリなのである。


*追記・・・最後まで、こんなダラダラ話を読んでくれた全世界のチビッコ達へ。君たちだけにコッソリ書いておく。ヒソヒソ。それども、やっぱりどうしてもカメラとレンズが欲しいと言う諸君へ。と、前置きして。カメラなら、中古の型落ちミラーレスカメラがいいよ。レンズはPentaxの標準レンズTakumar(M42マウントのもの)とマウントアダプターでね。安く手に入れて、写真ライフを過ごそうね。ちゃんと歯磨いて寝ろよ!


2020年5月5日火曜日

[Be Free] 解き放たれた鯉のぼり


鯉のぼりを空に解き放して、撮影した。
いつも縛られた鯉のぼり。
不憫でならなかった。
君たちはもう自由だ。
好きなように宙を舞うが良い。

*鯉のぼり大全集
拘束された鯉のぼりの図
釣り針にかかった鯉のぼりの図
太陽ピカリンコの図

本日5月5日の節句。
兄弟で背比べをしているチビッコ達に捧げよう。
じゃっ、また会おう!




2020年5月3日日曜日

[鯉]


鯉に〜、揺れる〜♪

[油絵] 絵画的写真撮影




高校生時代は美術部だったので、以前は油絵を描いていた。それも徐々に描かなくなって、気がついたら筆の代わりにカメラを持っていた。道具が変わっただけで、やってることは似たようなものだ。

絵も写真も表現するという事では共通。その表現のひとつにライティングってのがある。光がどこにあって、描く物にどう当たってるかをじっくり見て描く。あるいはシャッターを切る。

今回アップの作品は、夕方の斜光を使ったライティング。陽の当たり方、影の落ち方が描く物に立体感を与えてくれる。また、アンバーな光で濃厚な厚みのある色がのる。

また背景のボケが独特なマチエールをもたせるのにレンズにこだわる。レンズによって描くマチエールにも色々変わる。レンズは標準レンズと呼ばれる50mm,55mm,58mmを約10本。取っかえ引っかえして、描写を探る。こだわりの部分。

夕日の当たり方。たった数秒の違いで当たり方が変わる。数百枚撮った中で、一番下(左下隅)の藤の花の白玉に光が当たってるカットが数枚あった。その中の一枚がコレ。ここに光が当たってる当たってないかで全体の締まりが違ってくる。そのへんは神経質なくらいに気を配る。

絵を描くが如く写真を撮る。俺流。唯我独尊。


2020年5月2日土曜日

[天高く] 鯉のぼり


今年も巡ってきた鯉のぼりの季節。
もう5月なのかと思う今日この頃。



2020年5月1日金曜日

[藤の花と白玉さんとなすびさんと] アンティークレンズで撮る


古典レンズで撮る。

Long Long time ago...

むかーし、昔、あるところにルドルフさん(Dr. Paul Rudolph 1858-1935)という方がいたそうな。レンズ開発に多大に貢献した、どえりゃあエライ人である。おいらと並ぶくらいに偉い。

そのルドルフさんアナスティグマートレンズ(Anastigmat lens)というのを作った。非点収差と像面湾曲を補正したレンズで、当時いろんな国で作られてる。

ちなみに今回のレンズはネット検索しても、ヒットしない。得体が知れないクラシックレンズ。

L'acour Berthlot Eurygraphe Anast 120mm F4

銘板にあるBerthlotというワードから推測するとフランス製。多分ね。
製造は1800年代終わり頃から1900年代初頭。おそらく。

それを改造して、ソニーのミラーレスカメラに装着して撮る。令和の匠と言われる俺の手によって、現代に蘇る。壮大なレンズ改造プロジェクトなのだ。

被写体の藤の花。光が当たって、ハロやフレアが盛り沢山。コーティングされてないレンズなので、レンズ内の光の乱反射によって、全体が白っぽくなる。それが味なのぢゃ。現代レンズだとコーティング技術によって、こうはならぬ。古典レンズならではの描写。

藤の花に混じって、白玉さんと、なすびさん、それらが混じって面白いマチエールを創り出す。おもろい。

ところで、ニュース見ると観光名所の藤棚が丸刈りされたとのこと。コロナで人が集まらぬ配慮。残念だね。

この撮影場所は俺一人。百年に一度、竹取の翁が現れるだけ。

それももう終盤だ。今週末で撮影仕舞いかな。