今年もありがとう。
今年もまた沢山のヒメボタルフォトを撮影した。毎年毎年こうやって光ってくれて嬉しい。永遠にこの輝きが続きますように。心から祈っているよ。
月光の中で。
そいや、今年は月光の中でヒメボタルを撮ったりもした。
昨年はカメラ6台で狙ったが、今年は4台。
そのうちの1台の作品。
月夜に森を散策するのは気持ちが良い。
ただ、ヒメボタルにとっては月の明かりも嫌なようである。
わずかな影を探しながら飛んでいる。
写真では分かりづらいけれど。
月光と絡めたヒメボタルの作品はいくつか撮ったけれど、撮れなかった年もある。天気次第だから。だから、月光の日は格別。また来年もトライしたい。
おとぎの空間。
明るいうちに見ると、なんの変哲もない場所なんだけど、夜になると美しく浮かび上がる空間があった。その空間にヒメボタルが舞ってくれる。
これを撮って、もう一ヶ月は過ぎたけれど、こうやって作品にしてみると、あらためてこの空間の良さを感じるのであった。
夜の光だけで撮る。
ヒメボタルを撮影してる多くの人は比較明コンポジットという技法を使うが、それを使わずに撮れることもある。
この日は雲から明るい光がやんわりと降りてきてくれて、これなら森が浮かび上がるだろうなと判断して、2分間長秒露光をして撮ってみた。
私の場合は全てケースバイケースで、その時に現場で判断して撮ってるので、データ的にはバラバラである。常に数字で撮りたくはない。職業柄、生徒さんには数値で説明する時はままあるが、本音を言うと数値でなくハートで撮って欲しいと思っている。気持ちの後に数値はおまけでついてきて判断できる。
そうやって、毎回、ここはこうしよう、ああしようと、アイデアが浮かぶので飽きることがない。奥深しヒメボタル撮影かな。。。
今シーズン撮影したヒメボタルの写真を編集再開。
6月末に姫活を終了し、二週間腑抜けになっていた。
たっぷり時間があるにも何もやる気がなくて、ただ時間だけを見送る日々。
やっと、重い腰を上げる。脳ある鷹が爪を研ぎ始めることにした。
杉木立の中で戯れるヒメボタルの図。