2020年4月30日木曜日

[朝日] 藤の花の撮り方


藤の花と朝日の図。

連日、藤の花ばっか撮っている。
毎日撮ってると段々飽きてくるので、撮り方やアングルを考えて、色々撮るのであった。

今回は朝日とのコラボレーション。
こんな撮り方もまた趣を異にして、良い物だ。

昨日のは緑を排除して白と青紫の二色のトーンでまとめた。
今回はその二色に黄緑を加えた三色構成。

アクセントに朝日。
いつものゆるふわとまた違う表現。

と、作品構成の話になってしまった。
そんな事を書こうとしてなかったけど、ついつい成り行きで。

まあ、撮り方にも色々あるっていうこと。本日のまとめ。
ご参考まで。



2020年4月29日水曜日

[Soft] ペッツバールレンズを使った撮影

今朝のミッション=ペッツバールレンズで藤の花を撮る


真鍮製のペッツバールレンズを沢山持っている。その中で一番癖が強いレンズを使って撮る。それが自分から自分へ伝えた今朝のミッション。

実は、このレンズの素性はよくわからない。ドイツ製であること。造りからすると、1800年代らしいということのみ。eBayで値段が1万円くらいだったので一か八か購入。

かなりの癖玉。でも、そこが好き。収差が沢山出まくり。コーティングもされてないからフレア出まくり。それに中間リングを噛ましたら、癖は幾分大人しくなった。

ペッツバールレンズを語ると長くなるので止めておく。歴史的にはダゲールさん、シュバリエさん、で、ペッツバール。な感じで写真が世に登場し、黎明期に生まれたのが、ペッツバールレンズ。胴鏡は真鍮。くすんだゴールド。ピント調整は繰り出し。セクシーである。レンズはセクシーぢゃなくっちゃ。



誰も来ない家の裏山。ところが、今朝は竹取の翁と遭遇。そこで立ち話。人と話すのは久しぶりだ。ここ数日独りぼっち生活なので、日本語を忘れるかもしれない。


・・・後で見て思ったけど、シーグラスに似てるっ。



2020年4月28日火曜日

[光のライン] 藤の花を使った写真の構成のお話


光のラインの中に置かれた藤の花びらの図。

写真を撮る時に大事なのはアングル探しである。
それを見つけられるかどうか。

こちらは白玉さんなすびさん花びらの形態の異なる藤の花の部分みっつを使って、夕陽の光で浮かび上がった像がラインを描く角度を見つけて撮影。また光が当たっていない背景は暗く落として、ラインを効果的に活かしている。

観光名所にある藤棚で見る藤の花と違った、野生の藤の花ならではの、形。

写真に大切なのは形と光を読む。そして藤の花の色、緑。夕景の光のアンバーなトーンという色彩。それらをうまくまとめる。それが写真の完成度を高める。

と、たまには真面目に書いておく。



2020年4月27日月曜日

[なすびさん] 藤の花の蕾を撮影する


なすびさん

藤の花の咲き始めをご存じか?

まず、昨日アップした作品のように、まずは白玉さんが形成される。

次に第二変体期。言わば花開く手前、虫で言うとサナギの状態。更に平たく言うと蕾。その形状が野菜の「茄子」に似てることから、「なすびさん」と呼ばれる。と、俺が勝手に「なすびさん」と命名しただけなのであるが。

この、なすびさんを撮るのも面白い。ずらずらっと並ぶなすびさん。

この、なすびさん。昨日アップのように白玉さんが変化したものなのであるが、白玉さんとなすびさんの途中変化の部分は見当たらない。考えたら不思議だ。謎のベールに包まれ俺は眠れなくなった。おかげで昨夜はたった10時間ほどしか寝れなかった。

白玉さんがパコンとなすびさんになる瞬間が知りたい。パコンとくす玉が開いてファンファーレが鳴って、紙吹雪が舞うのかもしれない。その為に俺は今日は夜を徹してなすびさんと向き合うと思ってる。でも意思が弱いので、家で酒飲んで寝てるかもしれない。何にも縛られないのが俺の生き方。(なぜか、ここでカッコつける)

これを撮影したのは4/24の金曜日である。もう今日4/27は全部花開いて満開。一部は満開過ぎて傷み始めてるので、今日は別のコを狙って撮影。

午前の部が終了。午後にまた藤の花撮影第二部の予定。

家の裏山という近いのがメリット。いつでも行ける。
裏山に来る人は誰もいない。俺ただ一人。ただ只管ストイックに撮るのみ。




2020年4月26日日曜日

[風] 藤の花を風の中で撮る


風に抗う事なかれ。

昨日も暴風が吹き荒れる風が強かった。
撮影しようにも被写体が揺れる揺れる。
被写体は今回も「藤の花」

ステイホーム。
今の日本の合い言葉。
なので、撮影は家と家の裏。
誰にも会うことはない。
人を見ることもない。
孤独な毎日。

ただ一人黙々と「藤の花」を撮る。
風の日の撮影は花を撮るのには厳しいけれど、
それをあえて活かす。

風が吹く日は、それを活かした絵作り。
これもまたゲーム。
人に写真を教える立場になってるので、
「これ、どう思う?」と、誰にも聞けない。
自分自身との自問自答。
良し悪しは自分が決める。
それがルール。

今回は「藤の花」の花になる前の白く丸い玉を活かした。
この白玉が揺れるのが面白くリズミカルだ。
自然の中で撮る「藤の花」

春になって雑草撮影、桜撮影、また雑草撮影。
そして「藤の花」の撮影。
花の写真ばっかりである。

そろそろ「ヒメボタル」のシーズンが始まる。
例年は名古屋から活動を開始するが、
今年は遠出は自主規制するつもりなので、
ホームグラウンドの場所のみで撮影になりそうである。

それまで当分は花撮りが続きそうである。



2020年4月25日土曜日

[光の流れ] 藤の花の撮り方


昨日、撮影した藤の花。

藤の花と言えば、藤棚をイメージする。
でも、そのイメージがあってか、どれも皆右へならえでつまらない。

人と同じものを撮りたくない。
唯一無二の写真。それが俺流。

藤の花の中に光のラインを見つけた。
その光の流れを撮る。
被写体は藤の花だが、自分が撮りたかったのは光だったのかも。

簡単に撮ってるように見えるかもしれないが、かなり細かい部分に気を配って撮っている。それは藤の花の細い黄緑の花柄の部分は一切入らないようなアングルを探って撮っている。1ミリでも黄緑が見えたら、自分の負け。という昨日の自分ルール。

それにしても、昨日は暴風。風がビュービュー吹く中で、風と風の合間を待って撮ってるので、光のバランスが崩れやすい。粘って撮ってるうちにこの光の流れはすぐに崩れてなくなった。そんな一期一会のカット。撮れるか撮れないか、ゲーム感覚で撮影を楽しむ。

家の裏に自生してるので、藤棚でないところも気に入ってる。藤棚だと人の手が入って棚の上が四角い形で鉄筋が見えてたりしてゲンナリする。野生で生えてるものは、まばらに点々と生えてるのでヒキでは絵にならない。なのでクローズアップで撮る。

さて、また今日も裏山で撮るとするか。




2020年4月24日金曜日

[藤の花] カメラの視点


藤の花が咲き始めた。
自生している野生の藤の花。
これも家の裏にある。

藤の花と言えば、藤棚からぶら下がってるイメージであろう。
よく見る藤の花の名所で目にする写真。
そんなんばっかじゃツマラナイ。
そこで、視点を変える。
自生なので、上にもあれば、地面すれすれのとこにもある。
その地面に近い藤の花を上からのぞき見る。
すると、見える世界がこちら。
パチリ。


しばらくは、この藤の花が俺の被写体。
でも、天気予報では風が強い。
これ撮った昨日も風があったから撮りづらかった。
さて、今日はどうかな。





2020年4月23日木曜日

[シロバナマンテマ] 道端花撮影の日々



道端で出会った謎の雑草。
ネットで調べる。
シロバナマンテマ
だってさ。
初めて知った。
ヨーロッパ原産らしい。
へ〜。

毎日が自宅軟禁状態につき、
撮影は専ら、徒歩圏内。
おかげで、今まで通り過ぎてたものが被写体となる。
当分続くであろう。
まあ、それもいいんじゃない。
と、割り切る。
と、開き直る。




2020年4月22日水曜日

2020年4月20日月曜日

[雨上がり]


雨上がり

「雨上〜がりの道を・・・♪」

今朝撮り。
早速現像した。
仕事が早い。
いや、遊びだ。
一文にもならん。
雨上がりはシャッターチャンス。
すぐ家の裏へ。
が、もたもた。
げっ、
センサーに髪の毛。
ピッとつまんで取った。
よし、OK!
ではなかった。
センサーに油脂。
面倒くさいが、
アルコールでクリーニング。
汚れがしつこい。
センサー、ゴシゴシ。
ええんか?
いいのだ。
汚れが取れ、やっと出動。
が、その頃には、
お目当ての雨粒が少なくなっていた。
ガーン。
ショック。
でも、必死こいて雨粒探す。

ハコベに雨粒発見。
撮影にかかる。
誰も居ない家の裏。
な、なのに、人影。
だ、誰やねん?
普段、誰もおらんのに。
見慣れぬオッサン。
(俺もオッサン)
カメラ持ってる。
おいおい、やめて〜
人の領地で何してんねん。
(我が輩の土地ではないが)
あ〜、動き回らんでくれ。
気が散る。
集中力が・・・
可能な限り人という人を避けてるのに。
この時期だから余計にイライラする。
足音が近い。
来るなよ。
と、脇目も振らず撮影。
ピントリング回してピント合わせ。
息止めてシャッター切る。
大口径レンズ開放なので
カミソリピント。
微調整は身体を前後。
一番手前の紫色の蘂に。
良し!
いけた。
その頃には先程の人物は退散していた。
誰もいない家の裏で
撮った〜!
と雄叫びを上げる。
ドラミングしながら。
そして勇者の舞を踊る。
獲物を持って家に戻る。
そして、現像。
うん、バッチリ!
やはり俺は天才だ。
人は俺のことをジーニアス加藤と呼ぶ。
そして、俺のリングネームでもある。

おっ、3時が過ぎた。
おやつの時間だ。
ジーニアスにおやつは必須だ。
これでまた頭の回転が上がる。

最近のマイブームは
ファミマの
「いちご果汁入り、ふわふわマシュマロ」
毎日食ってる。
いい花写真撮れた時のご褒美だ。
ワンワン。
たまに俺のランチになる日もある。
素敵なスイーツ。


今日のまとめ・・・おやつには「いちご果汁入り、ふわふわマシュマロ」


では、皆の衆。
Have a good break!!!
Have a KitKat!!!



[花]


最近は花ばっかり。
家と家の裏の往復。
半径100メートル生活。
地味な毎日。
雨上がった。
また裏に撮りに行く。
うん、地味だ。
でもは華やか。
それが救いだ。


2020年4月16日木曜日

[最新のカメラは買うな] カメラの購入の話






久々にちょっと長文を書くことにした。以前の続編と言ってもいいだろう。
カメラの購入について
このブログに来てる人がどんな人なのか、俺は全くわからない。
なので、例によって好き勝手書かせてもらう。



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●最新機に手を出すな。中古を購入すべき。
●高画素機は必要無い。金の無駄。
●先を見据えるならミラーレス機。
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●最新機に手を出すな。中古を購入すべき。

前にも書いたように俺はメーカーの紐付きではない。だから客観的に物が言える。メーカーによいしょした提灯記事とか書くつもりはない。その点ではユーザー目線だから参考になると思う。

前にも書いたように現在2020年4/16時点では、ソニーのカメラが一番お勧めである。これは変わってない。実際俺自身所有してる機材はa7m2とa7m3、それにa6500の三台。いずれも新品で購入せずに、中古品を購入。デジタルカメラは数年ごとにバージョンアップして、新しい機種が登場する。その度に新品を購入するとなると、それなりにまとまった費用が必要となる。

写真を仕事として考えた場合、そのカメラに投資しただけの資金が得られるかどうかを考える。そう考えると多額の銭を使ってフラッグシップ機を買うのはあり得ない。その時は満足感が得られるかもしれないが、デジタルものは所詮水物である。新しい機種が出ると当然以前のバージョンの中古相場も落ちる。ン万円出して買った高価な買い物も半分以下に落ちるのもザラにある。

ちなみにオリンパスのかつてのフラッグシップ機E-M1、フジのフラッグシップ機X-T1も所有してる。どちらも中古で4万程度。安っ。それがデジタルの世界なのだ。

デジタルカメラは進化を遂げてるので、どのメーカーのものを選んでも画質的に差は無い。(実際は、等倍で比べると少々の差はあるけど)なので、慌てて最新のカメラには手を出すのはお金に余裕があって、幾らでも使える富裕層に任せておけば良い。庶民は新しもの好きの富裕層が手放した型落ちのカメラを買えば良いのである。中古にも色々あって不具合があるものもあるし、新品同様の程度が良いものも沢山ある。

中古のどれを買うかは自分自身の撮影スタイルによる。ガンガン道具として割り切って使うなら、キズがあっても安い中古カメラを買えば良いし、カメラに愛着があって大事に使うタイプならば中古でも美品を選ぶ。あと、自分の中での値段の線引きも必要。10万なら出せる。20万なら諦めるとちゃんと決めておく。そうじゃないと、上を見たらきりがない。ピンキリの世界だからね。



●高画素機は必要無い。金の無駄。

ラインナップの中で、高画素機を設けているメーカーが幾つかある。キャノン、ニコンはもちろんのこと、ソニーも高画素機としての機種はある。フジは中判サイズのカメラを出してるし、未だに5000万画素だとか6000万画素だとか、それ以上のも存在する。フェーズワンの中判機もあるし、金さえあればゴロゴロと高画素機を買える。

ここで問う。君にそのサイズは必要か?

広告を仕事にしているプロは必要な人もいる。だが、大多数のハイアマチュア、俺のような写真作家という人間にとって、高画素機は不必要。何となく良さそうだからという理由だけで買うのは愚か者である。せいぜい2000万画素もあれば必要十分なのである。わざわざ高い金払って、買う必要はない。中堅機種と呼ばれるミドルレンジの機材で十分作品としての写真が撮れる。

また高画素機のスペックを活かすのであれば、それ相応のレンズが必要となる。解像度が高い最新の技術が詰まったレンズ。これがまた馬鹿みたいに値段が高い。高いカメラに高いレンズ。くれると言うなら貰ってやる。だけど、自分では絶対に買わない。この先も買う気ゼロ。ソニーのGマスターなんかにゃ手を出さない。カメラはソニーを使っていても、ソニー純正のレンズは持っていない。アダプターさえあれば、どのメーカーのレンズも使えるからが理由。

カメラ購入の話でソニー一択と言い切ったが、レンズに関してはソニーのレンズは買うな。である。幾ら良いカメラを出してるからといって調子ぶっこいてるんじゃねえよ。と言いたくなるレンズの値段。ソニーのレンズは絶対に買わない。レンズはこれまで使ってきたキャノンやニコンのレンズが使えるし、様々なオールドレンズがある。ソニーにキャノン、ニコン、オリンパス、フジ、ペンタックスのマニュアルレンズをつけて撮影してるし、ドイツやロシアのオールドレンズもよく使う。また1980年代の骨董品のレンズも改造して使う。こういう芸当が出来るからこそのソニーなのである。



●先を見据えるならミラーレス機。

時代とともに登場しては消えていくものがこれまでにも沢山あった。レコードはCDになり、CDはデジタルデータとなり、それが配信サービスで聞き放題となり、姿を変えていく。カメラも銀板からフィルムとなり、フィルムがデジタルとなって姿を変えた。カメラは一眼レフが登場する前は二眼レフだったり、レンジファインダーだったのがプリズムを使ってミラー反射でファインダーをのぞく一眼レフカメラが大きな時代を築いた。

だが。それもやがて終焉を迎える。ソニーはいち早くミラーレスに舵を切った。一眼レフではキャノン、ニコンに田打ちが出来ないと他のメーカーもミラーレス開発に力を注いだ。そしてユーザーは徐々にミラーレスを受け入れていく。そしてその流れは今後も続くだろう。やっとキャノンとニコンも重い腰を上げ始めたようである。俺から言わせれば正直遅きに失してると思ってるけども。

情報によると、キャノンはR5とR6を5Dと6Dの後継機として開発を進めている。マウントもミラーレスに合わせて、チェンジした。キャノンは割り切りが早い。以前キャノンは、FDマウントをEFマウントに変更した。ユーザーからすれば、総とっかえしないといけなくなった訳だ。その過去の歴史同様の事が今回も起こるはずだ。EFマウントはRFマウントへシフトしていくことであろう。

だから、EFレンズは早くとっとと売ってしまえ。それも俺からの助言。今まで活躍してくれて良い仕事をしてくれたことには感謝している。これからもソニーのカメラに繋げて使いたい。だが、ひとつだけ落とし穴がある。メーカーは製品の製造終了から10年間は修理するための部品を持っている。だから壊れても修理が出来る。逆に言えば、10年過ぎたら部品がないから直しようが無いのである。キャノンはそこがはっきりしてる。

ニコンについてはまだ昔ながらの職人さん気質があるので、古いレンズも対処してもらえたりするが、キャノンはその点ではドライなのである。現代レンズは電子部品の塊みたいなものなので、これまでのように町のクラッシックカメラ店に持ち込んで手先が器用なオヤジさんが、ほれ、ちゃんと直しといたぞ、とか簡単にいかないのである。

なことで、俺はキャノンのLレンズ数本とカメラ複数台を売った。





話は変わって、現在2020年春。まさにコロナの渦中。休業補償は出さず外出するなという能無しな政府。日本に生まれて心底不幸の極み。政治家と上級国民だけがのさばり、庶民はガラクタ以下。マスク2枚という扱い。更にどん底に陥る事は素人にも判る。

その件もあるから、とにかく今は金は使うな。消費拡大の為にと、のせられて使ってはならない。これからはとにかく生き延びるだけに金を費やすべきだ。食べるものと最低限生活に必要なものだけにしておくように、と俺から皆へ優しいアドバイス。



と、言うことで今回のまとめは以下の通り。



結論・・・カメラもレンズも今は一切買うな!である。



*掲載写真の説明
昨日公園で撮った桜。これを今年最後の作品とする。なぜなら公園は平日にもかかわらず沢山の人、人、人。この中で落ち着いて撮影する気にならない。この桜のみ撮影して、さっさと自宅へ戻った。「人を見たらコロナと思え」・・・勿論その中には自分も含む。乱暴な物言いに聞こえるかもしれないが、現実問題としてシビアに捉え行動する必要があると思っている。

2020年4月15日水曜日

[限りなく透明な桜]



色んな機材を山ほど所有している我が輩。レンズのコレクションは数百点あるので、防湿庫2台にぎゅうぎゅうに詰め込んで保管して、その日の気分でレンズをチョイス。

今回は瓜生精機の「Cinemax8 25mm f1.4」という超マイナーなレンズ。このレンズ、元は8ミリフィルムの映写機で使われていたレンズ。マウントはDマウントというこれまたマイナーなタイプ。なので、ネットを探してみても作例がない。素性がわからないので、ゲットすべきかどうか自分会議にかけたが、お値段的に1万円以下だったので、ついつい出来心でゲット。

実際に使ってみての感想。大正解。というのは、思いっきりヘンテコだから。オールドレンズに見られるグルグルボケがアホみたいに発生する。この描写がおもろい。昨日アップした隅々までピントを合わせるような撮影には向いていない真逆の癖のあるレンズ。それがまた魅力でもある。

オリンパスのマイクロフォーサーズのカメラとちっこいレンズなので総重量は500グラムに満たない。片手にぶらさげて公園を散歩して気軽にパチリ。実にフットワーク軽く、あまり深く考えずにシャッターをバシバシ切っていく。そんなスタイルで撮るのもいいよ。

外出規制が出てるけど、外出しなきゃこちとら写真が撮れない。仕事の依頼は保留されたので収入は当分ゼロ、休業補償も実質ゼロだから毎日外出して写真を撮っている。但し人がいない場所でね。それだけは気をつけている。

桜の撮影も週末の雨で散ってしまったので、ほぼ終了した。あとは八重桜が咲くのを待って、それを撮ったら今年の桜活動の完結である。


今回のまとめ・・・写真は人がいない場所で撮ろう


今日のスローガン、いや今年のスローガンかな。このまま推移すると今年は忍耐の年になるのは間違いない。



2020年4月14日火曜日

[剛と柔] 桜の表現


力強くあり、繊細でもあり。

今年はコロナで遠出出来ず、近所の手頃な桜ばかり狙って撮るしかないので、クローズアップでホワホワな写真のアップが続いてしまった。もう飽きたことであろう。自分もちょっとワンパターンになってると感じ始めたので、違った視点で撮った桜をアップする。

枝垂れ桜の巨木である。この枝垂れの魅力はなんといってもまずこの幹。力強い幹。そこにまず魅せられる。そしてその先にはこのたくましさと裏腹に小さく可愛らしい花びらが数万枚、いや数億枚、数兆枚と沢山花をつけてるのである。

この両極端なものを対比させて撮る。これもまた写真の奥深き表現である。

うん、今回は上手くまとまった。


2020年4月13日月曜日

[君の名は]


謎の桜と遭遇。

ソメイヨシノが散りゆく中で、咲き始めた桜の木があった。

花の付き方が独特で、蕾のあたりが亀の手にそっくり。ゴリゴリっとした感じで枝は梅のようなパリンパリンでピキピキ。一体何桜なのか。ネットで調べても出てこない。このまま迷宮入りとなるのか。

昨日は雨、今朝も雨。これでソメイヨシノさんとはさよならとなるけど、たぶんこのコはまだ撮れると思う。桜撮影。まだいける。



2020年4月12日日曜日

[在りし日のソメイヨシノ]


一週間前の姿。

昨日、公園ではソメイヨシノの花吹雪が舞ってた。

ちょっと前まで満開だったのに、あっという間。

そして今朝は雨。

更に雨が桜を散らすことだろう。

ソメイさんとはまた来年。




2020年4月11日土曜日

[アングル] 桜の撮り方


アングルを探す。

桜に限らず写真というものはアングルってのが重要です。そこをどうするか。とにかくじっくり観察。じっくり見るしかない。これは人から教えられるものではなく自分で探すもの。昨日書いたこと

今回またフィルム調にアレンジ。このテイストがマイブーム。沢山撮ってると、段々飽きてくるので、画像いじり。ちょっと雰囲気を変えるだけで見え方が変わってくる。

今日は天候が良いのでこれから撮影。明日は天気が崩れるから自宅で画像いじりかな。有意義な自宅監禁生活を!皆さんの無事を祈って。Good Luck!

*当ブログはあくまで写真に関して特化していくが、ボヤキを一言、「日本の政治は糞以下である

2020年4月10日金曜日

[光滲む花びら] 桜の撮り方




花びらに纏う光の滲み。今朝撮ったばっかのホヤホヤ写真。

本日3作品という連投。一日に3作品をアップするというのは今世紀初めての出来事であり、大事件である。あくまで自分の中では。

そういや、今日が4/10。ってことはブログ再開して、4ヶ月が過ぎたということ。これは今世紀初めての出来事であり、大事件である。

晴れの日も、雨の日も、曇りの日にも、毎日コツコツと休まずにアップが続いてるのである。これは今世紀初めての出来事であり、大事件である。(三回繰り返したので、もうよそう)

自分でも良く続けられてると思う。そんな自分を褒め称えたいと思う。良く頑張ったね、自分!

まあネタは写真だし、無尽蔵に作品はある。だからネタが尽きる事はない。今日も午前に続き、午後も撮影に出ていた。撮って、なんぼの世界なので、沢山あると何かと仕事的にも助かるのである。

あっ、もひとつ前の投稿に「桜の撮り方」と書いて何も書かなかったので、ちょこっとだけ書こう。

「桜の撮り方」はまず心頭滅却することだ。というのは冗談。

まあ、まずは観察だね。良く見ること。皿のようにして見ることで、その良さに気づいたり、発見がある。また閃きもある。アイデアも湧く。1に観察、2に観察、3でパチリ。4で追い込み。5で休憩。そんな感じ。

あとは光をしっかり読むこと。これ大事ね。はい、そこ、試験に出るぞ。ちゃんと聴いとけよ。と、たまには上から目線。でも本質は普段は腰が低い人だ。

「桜の撮り方」は他にもいっぱいあるのだけれど、実は今お仕事で「桜の撮り方」の講座というのを開催中なので、ちゃんと体系を組んだ形で取り組みたいと思ったら、受講してもらうしかない。でも、今年の応募は終わってる。すまん。

だが、桜の作品はまだまだ持て余してるので、当ブログにもうしばらく掲載する。作品を観ることで学べるはずだ。学ぶつもりのない方はただ眺めるも良し。

きっとコロナ渦だから、やることがなくて暇をぶっこいてる人は沢山いると思う。そういった方々は当ブログで羽を伸ばして、のんびりだらけてほしい。こんな時はだらけるに限る。


まとめ・・・今の時期はだらけること。

以上、桜の撮り方でした。


[ソフト描写] 桜の撮り方


柔らかふんわりソフト撮り。

今年の桜。それなりに山ほどのカット数を撮影した。

そのまま放置してハードディスクにしまい込んでしまうと、後で思い出せなくなってしまうので、可能な限りメモがわりにブログにアップしていこうと思っている。

ご存じのようにコロナの渦中での撮影なので人が多い場所には行けない。行かない。だから平日に近くの公園で黙々と撮る。ストイックに。

撮ってそれで終わりではなく、RAW現像処理っていう仕事をして仕上げないといけない。だけど、たんまりと溜まっている。いい加減処理していかないとならぬのだが、コロナで仕事がほぼゼロなので、時間的余裕は十分にある。

今朝も早朝から撮影に出かけて午前中の光線の柔らかいうちに撮り、昼には事務所に戻った。そして、生徒さんへの質問回答のお仕事をやって、一段落。

ここ最近、生活が不規則で、桜中心の日々を過ごして、食べるという人間的基本行為を疎かにしていたので体重を量ってみたら、9キロ痩せていた。別に減量をしてるわけではない。道理で最近立ち眩みが激しいはずだ。筋力も落ちてるので、よろけたらリカバリー出来ずにコロリとこけてしまう。踏ん張りがきかない。

体重の目減りが着実に右肩下がりにカーブを描いて、どんどんやせ細っていってるので、今日くらいは昼飯を食べようと思う。ここ最近1日1食だったから、せめて1日二食にしようと思う。

あっ、タイトルの桜の撮り方とか書いてしまったが、何も書かずに終わりそうだ。それはまた次の機会に。

これ撮ったレンズの話を絡めようと思ったのに・・・まあいいや、次回に。





[フィルム写真風] ちょいとアレンジしてみたの図


よくあるソメイヨシノの花びら

それを、ちょっと味付けして、フィルム調にしてみた。

ちょいと写真遊び。

そんなソメイヨシノも徐々に散ってきたな。

ここのところ暖かい日と晴れの日が続いたから、一斉に散り始めてきてる。

今年の桜は何だか落ち着かない。コロナっていう問題があるから人が多い場所には行かないし、行けない状況。だから撮影は近くで。周りに誰も居ない事を確認して撮る。嗚呼、落ち着かない撮影。どうなるんだろね。

さてと、まだ日が高くなる前に撮影に行くことにする。

いいのが撮れたらまたアップするので、ヨロシク!



2020年4月9日木曜日

[飴細工] 紅枝垂れを撮る


このガラスのような透明感。

枝垂れの花びら、よ〜く見るとプリティなりね。

桜撮影、まだまだ続きます。



2020年4月8日水曜日

[チョコレートブラウニー]



なんで、スイーツ?と思われるかもしれない。

ネイチャーフォトに特化したブログと思われてるかもしれないが、そうが問屋が卸さない。なぜならば、俺、スイーツ男子だから。

だから、チョコレートブラウニー。

スイーツをここまで美味しそうに撮れるのは俺がスイーツを愛してるからに他ならない。

I Love Sweets!

スイーツ愛。ここにあり!


2020年4月5日日曜日

[水鏡]


水に映った鏡の向こうの世界へ入り込む。

水に落ちた花びらたちが、レイのように丸く取り囲む。時々、滴が上から落ちてきて水面が揺れる。向こうの世界が歪んで表情を変える。

水鏡に見る実像と虚像の入り混じる世界を撮るのが好きだ。毎年ここで撮る場所。ただ、今年は満開の時期を逃して、訪れた時には既に花びらが散り始めていた。

ここはまた来年のお楽しみ。


2020年4月4日土曜日

[晴天枝垂れ] 晴れ撮り


快晴に青空に枝垂れ桜の図。

ブログに雨の日の桜が続いたので、気分一新で爽快感溢れる晴れ桜。

この青とピンクのコントラストがたまらん。

各地で桜が満開を迎えてる頃だと思うが、このご時世。週末は外出を控えるようにというお上からのお達し。言われるまでもなく、今週末は家に引きこもる。

自宅兼事務所で、RAW現像処理。撮影したぶん、その後の処理と出力作業が俺を待ってるのである。実に地味な作業。

まあ、それも嫌いじゃ無い。自分が頭に思い描く図に上手くフィニッシュ出来た時は我ながら、惚れ惚れする。

そして、それをブログにのっけたり、のっけなかったり、と、自己満足の世界。


[ボケの花] 雨中撮



滴をつけた雨の中に咲くボケの花。

これも雨天の中での撮影。

雨の日は敬遠されがちだけど、雨は雨で良いものだ。

キラリと光る滴。しっとりと濡れて花の色が良い感じに出る。

ボケの花が創り出すボケの濃淡。これがまた花の美しさを掻き立てる。



2020年4月3日金曜日

[馬酔木]


雨の中、馬酔木を発見。

雨でしっとり濡れた馬酔木。綺麗な濃いピンク。そして、このコロコロとした花。

馬酔木の背景に桜をバックに、淡いピンクと濃いピンク。その隙間にグリーンを配してアングルを決めて撮影。雨ならではの空気感が漂う。

雨天につき、人影がなく貸切状態。





2020年4月2日木曜日

[高台から眺むる桜かな]


霧煙る谷に流るる川の上を一艘の船が行く。

雨天の中での桜遠望の図。


2020年4月1日水曜日

[桃源郷] 色彩の美しさ


とある場所の、庭園です。
ピンク、パープル、グリーン、様々な色に彩られた世界。

雨の中で撮ったので、花が濡れて色がしっとりとクッキリ出てくれます。それはまるで桃源郷の世界。美しい花たちを愛でる。