昨日も森でセッティングしてるとご高齢の方とその娘さんらしき方と遭遇。ヒメボタル出ますか?と聞かれたので懇切丁寧に教えてあげた。親孝行だなあとその時は思った。
が、これが大きな間違いであった。夜になって再び二人は夜の森に現れる。そして、私がセッティングしたカメラの画角に入り撮影を始めてしまった。二人の位置は寄りにも寄ってピントを合わせた部分でしかも作品の一番肝になるところ。背面液晶の光がもれていたので注意しに行った。一度は収まったが、その後ずっとペンライトでカメラの確認など光洩れは続いた。すぐ帰ると思われたが、私が教えてあげたコアタイムの大事な時間二時間ずっと居座られた。これにはまいった。
今思えば、ちゃんと叱るべきであった。ホタルを撮る者は一切の光漏れは許されない。これが出来ないのであれば初心者、上級者問わず撮影を諦めるべきである。特にヒメボタルは極端に光を嫌うホタルである。生態的に考えても許されないし、他の撮影者が周りにいれば気を遣って撮影しないとトラブルの許になる。
久々に森を独り占めという状況で、普段では撮れないところを狙っただけに悔しい。また月光を使った撮影だったので、1カットも捨てられない。月光で浮かび上がる森を狙ったためだ。今日は金曜日。月齢15。今年の月光撮影のラストチャンスだ。リベンジ出来るだろうか。おかしな人が来ないことを祈るばかりだ。
本日のまとめ1・・・光洩れ御法度
本日のまとめ2・・・他者がセットした画角に後で入り込んでの撮影も御法度
ルールはしっかり守ろう。それが出来ないなら写真を止めろ。
*今回の作品は問題の二人が居なくなってからのもの。絵画的描写を狙った。ノーレタッチのパーフェクトデータ。コアタイムのカットもパーフェクトデータで撮りたかった。悔しい。最後まで愚痴で終わる。
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