2020年6月16日火曜日

[定点撮影] 同じ場所で粘り続ける意義



ヒメボタル撮影の極意は粘りにあり!


ここにヒメボタルが飛んでくれたらなあ。と、夜の光景をイメージして背景を探す。そんなロケハンは大切。まだ明るいうちにどこで撮るかを探すのだ。今年目を付けた場所がある。倒れ気味の木に囲まれた緑。その緑には吸い込まれそうなホールがある。使うレンズは40mm。今シーズンの始めにカメラをセットして撮影を行った。


一回目トライ・・・4時間かけて二千枚撮った。が、収穫ゼロ。一匹も写っていなかった。


二回目トライ・・・同じく全くゼロ。


三回目トライ・・・同じく4時間二千枚。かろうじて1匹だけ写っていた。


四回目トライ・・・4時間二千枚。光が入ったカット5枚。段々絵になってきた。


五回目トライ・・・4時間二千枚。撮影カットの半分くらい撮れていた。よっしゃ!


六回目トライ・・・最初から最後まで光のオンパレード。万歳三唱!


今回のカットは五回目トライの写真。躍動感ある光。ヒメボタル元気ハツラツである。一度撮影して駄目でも粘って続ければ光明が差す。粘り勝ち。このように今年は定点撮影を各所で行った。特にこの場所は木で組まれた形が格好良くて、お気に入りの背景。


森の変化、ヒメボタルの活動具合を観察するため現場へは雨の日を除いて毎日出動。足繁く通っている。森は近場と行っても山の奥なので自宅から車で数時間かかる。往復の労を考えると森にキャンプしたいところだが、いかんせん電源が無い。バッテリー充電。パソコン作業を考えればやはり通うしか術は無いのである。


運転中は専らFMラジオ。だったが、要らんお喋りや通販とか鬱陶しくなってきて、今はiPod。iriの「Sparkle」をヘビーローテーション。今はまっている曲。



本日のまとめ・・・粘れば海路の日和あり



*エジプトの首都もカイロ

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