2020年6月17日水曜日

[友人訪森] ヒメボタルの森で友人との再会




昨日もいつものように森出勤。

そこで思いがけぬ友との再会。


夕刻にカメラのセッティングをしてると、そこに友人が登場。以前は森で数十人ものゲストを招いて鑑賞会を開催していた。それに参加してくれたり、個展に来てくれたりでつきあいは10年以上になる(推定)。以前の私は大勢の友人とワイガヤしてた。でも、それも5年前に色々あって、つきあいを全て捨ててしまった。依頼孤立無援。天涯孤独の日々。


そんな感じだったので、久々の友との再開は嬉しかった。記憶が曖昧だったが彼の話では三年ぶりの再会らしい。なもんだから話がはずんだ。聞けば彼本人が結婚されたとのご報告。めでたい話で私も嬉しかった。これまでシングルだったのが不思議だったイケメン君。コロナ禍で色々大変だと思うが乗り切って幸せな人生を送ってもらいたいと願っている。


さて、森はもうヒメボタルの発光は徐々に衰えて、終盤。終盤になると、光が弱くなり数も減る。また光が収束する時間も早くなる。こんな終盤の時期に森に来る人は私くらいだろう。と、思いきやおよそ二十人ほどが写真を撮りに訪れていた。ド平日の火曜日である。祝日でも何でも無いのに、人、人、人。森に一人だけで撮っていた20年前からは考えられない光景である。


そのほとんどが私が知らない赤の他人。特にInstagram系らしき人が多い。森に小道具を持ち込んでインスタ映えを狙った撮影をしてるっぽい。数年前にInstagram系の人が鬼の首を取ったようにこの森情報を仲間大勢に拡散してたというニュースを友人が教えてくれた。写真を楽しむのは大いに結構であるが、カメラの画角に誰かのカメラが入り込んだり干渉が起こる。その度に場所を変えてもらったり、お互いが解決するように話しないといけないので面倒臭い。正直、森に来て欲しくない。昨日は小道具に赤い番傘が森に置かれていた。別の日には蛍ポートレートで来ていたカップルもいた。静かなはずの森が賑やかな森となり話し声や笑い声がどこからともなく聞こえてくる。


天気予報では明後日18日は雨。おそらくこれでもうヒメの森も今年は終わるだろう。だから今夜はヒメにさよならを告げるついでに撮影をしに森へ向かうつもりだ。最後はどこで締めにするか。昨夜の場所は人だらけだったから避ける。滅多に人がやってこない奥の奥で人目を避けて静かに終わりたい。


本日のまとめ・・・友に祝福を!



今回アップの作品は昨夜のカット。昨夜撮影の中から今朝ざっくり組んだ。沢山飛んでるように見えるが、時間をかけて撮ってるのでそう見えるだけ。ヒメが舞うピークの時は数分で1作品が撮れるが、これは30分くらい時間をかけている。

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