2020年7月2日木曜日

[ゲンジボタルが飛ぶ川風景] 月夜に浮かび上がる川



月光下でのゲンジボタル撮影


昨日はアジサイを午後までのんびり撮影の後、ゲンジボタルの撮影場所へ向かう。が、どこだったのか記憶がアイマイミー。ここか?いや違う?と、車で探し回る。迷子状態。100キロ以上も走った挙げ句になんとか場所に辿り着く。後で判ったけど、何度もポイントを通り過ぎていた。お馬鹿さん。


5:30到着したので、まだセッティングの時間はある。セーフ。この日の夜は3台で撮影と考えてセットしたのだが、欲張って最終的に神6で臨むことにした。オペレーティングが大変だけれど、念には念を。保険の保険。確実に押さえたいからね。


日が暮れて、群青に染まるタイムに入り、徐々にゲンジボタルがあちこちで光り始めた。いよいよ。ブルーモーメントは露光を段階的に調整する。うまく撮らないと昼間のように明るく写ってしまうから。その辺のさじ加減は経験で培うしかない。


撮影してると厚くかかった雲から、月が顔を出し始めた。月齢10.8。満月ではないが、半月から少しデブになってるのでかなり明るい。そうなることも想定済みだ。川の上をホタルが飛ぶが、この日は月夜で川が浮かび上がるのである。ホタルを撮りながらも、川の写りを上手くコントロールしながらの撮影となる。月は雲から出ては隠れ、コロコロ状況が変わる。その度に細かい対応をして、コントロールする。


夜10時を過ぎた。ホタルの数は減ったが、まだ散発的に光が飛ぶ。まだ撮れる。粘って11時。その時間帯になるとかなり光が少なくなり、ほぼ収束。撤収。そして道の駅で就寝。


さてと、今朝になってデータチェック。6台全てを整理するのは時間がかかるので、取り急ぎバックアップ。何はともあれ保存を先にやっておかないと、うっかり全部消去というミスを犯すこともあるので、バックアップ最優先。


神6のうちの神3号機のデータをチェックして、ざっくり組んでみた。うん、狙い通り。我ながら天才だ。ヒメボタルを撮る腕はピカイチだが、ゲンジボタルを撮る腕はピカニかピカチューくらいのレベル。我ながら惚れ惚れする。自己満足。


この場所で二日間撮影予定であったが、満足が行くカットが撮れたので、お腹満腹。思い残す事はないので、今夜はヒメボタルを撮りに移動する。姫から源氏、源氏から姫、と渡り鳥。遠征生活は続くのであった。・・・つづく



本日のまとめ・・・月光源氏


0 件のコメント:

コメントを投稿