2020年1月28日火曜日

[写真のお話] 構図やら写真の分野とか



写真と構図は切り離せないテーマである。
構図の良し悪しで写真の良し悪しも左右される。

そこで、ここで構図の考えをまとめてみた。
と、書こうと思ったけど、さわりだけ説明する。

なので、ここで書くのは概論だけなので、
構図の説明を読みたいと思った方は閉じた方がいい。

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著名な写真家の中には構図が全く出来てない人も一杯いる。
なんじゃこりゃ?と私的には首をかしげたくなる物もある。
それもまた表現のひとつと言えるので、あえて否定はしない。

前にも触れたが作品としての写真で重要な要素は気持ちなのである。
自分の気持ちを注入して作品が完結する。

また構図という考えを取り入れて、写真を撮ろうとする。
すると、まず構図ありきで、気持ちが二の次になりがちになる。
つまり本末転倒に陥りやすい。

何の為に写真を撮っているのか?
まず、先にそれを考えてみよう。

写真といっても色々な分野ある。ここで大まかに分類する。

●記録
伝達
商業
●芸術

今思いつくところだと、こんなところであろうか。
もしかしたら他にもあるかもしれないけれど、
それぞれを説明すると・・・

●記録・・・簡単に言うと家族写真がそれである。
生まれてから死ぬまで、写真を撮ったり撮られたり、生活の一部として無くてはならない物。今だとみんなスマホでハイチーズだろうか。スナップやメモがわりとしても役立つ。なので構図はさほど気にする必要は無い。

伝達・・・簡単に言うと報道写真がそれである。
人に事実を伝えるための手段なので、見た人が事象をすぐに把握して貰えるというのが一番大事となる。友人の新聞記者に聞くと、撮るのは必ずJPEG形式。RAW形式ではない。スピードが優先だから。構図は考えて撮られてる物と、でない物が両方混在する。

商業・・・簡単に言うと広告写真がそれである。
スーパーのチラシやパンフレット。物撮りなので、自分の気持ちを外さないといけない。あくまで客観的に撮る。その商品が売れるのが目的だから。構図は存在するが、大体が同じような構図。凝りすぎるとクライアントからダメとなる。

芸術・・・簡単に言うと額に入れて飾りたい写真がそれである。
作品として、眺めたい、うっとりする、感動する写真。一般の人が写真を趣味でやっていくのに目指しているのはこれだろう。私がやってる写真も主にこの分野である。カメラマンではなく写真家。写真をアートに域まで高める。だから構図が重要。

前置きが長くなったが、話を構図に戻す。
構図にも色々。例えば、日の丸構図、シンメトリー構図、三分割構図などなど。
ここでそれらを事細かく説明しない。

学校やスクール以外で学ぶなら、絵画鑑賞がお勧め。
絵画の中に沢山のヒントが隠されいる。
名作を何気に眺めるだけでも脳に蓄積されて自分の力となる。
次第に構図を考えなくても、知らず知らずのうちに構図が決まるようになる。
今流行りのAIによるディープラーニングに近い。

構図の話は今回で以上である。
本題に入りそうで具体的な説明をせず終わったので
最後まで読んだ人はモヤモヤした気分かもしれない。
期待された方、申し訳ない。

また偏屈に書いてしまった。
こんな人がブログ書くのは向いてないのかもしれない。
まあいい。また自分の好きなようにやっていく。


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後回しになったが今回掲載の写真のコーナー。
レタス畑である。
まず緑が美しい。色が少ない冬。貴重な鮮やかな緑。レタスに感謝。
あと、畑が作るライン。畑萌えである。
ちなみに使ったレンズは先日ご紹介したボディキャップレンズ
楽ちんレンズだけど、構図はしっかり押さえてる。
ライン構成なり。










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