2020年1月19日日曜日

[撮影地の開拓] 被写体を求めて



気に入った撮影地は何度足を運んでも飽きない。
でも、やっぱり何回もとなるといい加減飽きる。

そこで、冬の被写体を求めて車を走らせた。その距離、家から5分。
歩いてでもいける距離だが、風が冷たかったので、車を出動させた。

そこはワイドに広がる大自然。と言いたいところだが、ただの公園。
まだ新しい公園で、半分は工事中。残り半分だけ市民に開放してた。

車から降りて、奥へ奥へと歩いて行く。
思ったより敷地が広い。

また更に奥へ進もうとしたところで、
工事のオジサンから「4時半に閉まるで」と声をかけられる。
時計を見ると4時。奥まで進んでたので入り口に戻る時間を考えると戻らねば。

その時点で写真を1枚も撮っていなかったので、
証拠写真でも何でも何か撮ろうと思った。

ふと見ると、小さな池があって、傍らに味のある枯れ木。
よし、これだ。これだけ撮って帰ろう。

夕方の斜光に池が照らされて美しい。
シャッターを切った。
時間がないので、たった3カットだけ。

撮り終わって、入り口へと急ぐ。
中間ゲートが閉まってたので足でまたぐ。

あと少しで入り口というところで別の池に渡り鳥。
池の中央にまん丸なのがグルグル回転している。

池を撹拌させる設備の一種なのか。
いや違う。目をこすって凝視する。

数十羽の鳥が反時計回りにグルグル回っていたのであった。
しかも正円で。こんなのは初めて見た。

写真は?となるが、
つけていたレンズは50mmのSummaritオンリー。
たとえ撮ったとも証拠写真にもならない。
出来れば望遠レンズを使ってムービーで撮りたかったな。そんなシーンであった。
仕方ないので、網膜シャッターだけを切って、脳裏に焼き付けた。

というお話で、今回はただのエピソードだけ。
撮影の参考になるようなお話ではない。
まさに単なる日記。
独り言。



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