2020年10月22日木曜日

[絶壁からの絶景] 今年の紅葉撮影の始まり

 


紅葉撮影を開始した。
 
近年は大台ヶ原から紅葉撮影活動を開始している。今年もまたこの地を訪れた。天気予報は晴れ。山の天気は変わりやすいので、さほど当てにしてなかったが、朝の内若干曇っていた以外は快晴。
 
いつもの撮影コースを巡りながら、色々と撮っていく。順調すぎるくらい順調で大台ヶ原のメインディッシュである大蛇(だいじゃぐら)には、昼12時に着いた。ここでは大体180度パノラマの絶景を拝むことが出来る。なので、180度パノラマ撮影も出来るのだけれど、一番美味しいところを景色からクロップ。
 
大台ヶ原の紅葉は毎年早すぎたり、もう終わりかけだったり、一喜一憂していたが、この日は見頃の中の見頃。紅葉のほぼピークといっても良いだろう。使用したレンズは12ミリ、15ミリ、21ミリ、28ミリ、35ミリ、40ミリ、50ミリ、58ミリ、と全部単焦点にした。理由は取っ替え引っ替えレンズを使うのが楽しいから。ズームレンズでカバー出来るのだけど、レンズ交換する楽しさは「合体ロボ」に通じるものがあると思っている。本体であるボディと、カチャっと「合体っ!」と心の奥で叫びレンズを換えて撮る。
 
大台ヶ原では雨の日に当たる事が多く、そういう場合はボディは2台としてレンズを広角ズームと標準ズームに割り当てて、レンズ交換は行わない。雨天でのレンズ交換は雨粒の侵入が恐ろしいからである。増してや雨に加え、強い風が吹く日は鬼門である。カメラ内部に水が入れば、故障となるリスクが高いので、そんな日のレンズ交換は避けた方が良い。

話を大台ヶ原に戻すと、もう昼過ぎまでには一通りを撮り終えて、駐車場に早く戻ってきた。あわよくば連日撮影をする覚悟で来ていた。食料も着替えもポータブルバッテリー、ポータブルSSDもある。が、ひとつ無い物。これがないと困る物。それは寝袋。標高はそこそこあるので、低温下で寝袋ナシというのは辛い。う〜ん、と考えることもなく、帰宅を選んだ。

いつもであれば、年2回ほど大台ヶ原で撮影を敢行するが、今年は十分満喫した。また今年のうちに再び来る選択肢は無かった。コロナ禍で運動不足に陥ってたので、身体がしんどいという悲鳴が聞こえてたのもある。大台ヶ原に訪れた事がある人なら判るけれど、山登りとしては大したことなくハイキング程度の優しいコースである。だけど、今年は帰りがしんどかった。ちょっと体力作りをしないと次の紅葉活動がきつくなる。良し、運動するぞ!と、心に誓った。と、早朝からマクドナルドに来店して、そこでコーヒーとハッシュドポテトを食べながら、当ブログを書いている。

天気予報によると、今日から天気が崩れるとのこと。こりゃ、雨で外に出れないなあと、自分を甘やかそうと企んでいる。人に甘く、自分にも甘い、駄目駄目人間である。チビッコはくれぐれも真似をしないように!

 

 

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