2021年10月17日日曜日

[幻夢] 霧に包まれた石鎚山

 


石鎚登山・・・後編。

登りがあれば下りがある。山を下らねばならぬのだ。水は山頂で飲み干した。水無しで後を過ごさねばらない。

下りだから楽勝。と思いきや急斜面だから足を突っ張りながら下っていった。汗は出る出る。喉は渇く。でも水は無い。水がないのがこんなにツラいなんて。

両脇に生えてる笹の葉。この笹の葉にミストが当たって露になった部分を舐める。あっちも舐め舐め。こっちも舐め舐め。変な人である。

嗚呼、水が欲しい。

早く下山したい。のに、足が攣った。やばいやばい。休憩する。何度も休憩した。中腹に差し掛かった時に霧が立ち込め雨が降り出した。

山道の脇に仰向けにぶっ倒れて天を仰ぐ。霧に包まれた森。なんて綺麗なんだろう。カメラを取り出してパチリ。これが天国なんだろうな。と天国気分に浸る。しばらく呆然。

雨が顔に当たって、おかげで身が引き締まった。また下山へ歩を進める。時々笹の葉を舐め舐め。なんとか喉の渇きを騙し騙し、誤魔化しながら無事に下山。

嗚呼、しんどかった。

今回のまとめ・・・

●水は大事

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