2020年2月14日金曜日

[コウヤボウキ] 不思議な生命体の謎


公園の散策路をのんびり歩いてまわっていた。
すると、タンポポの綿毛みたいな白いフワフワの群生。
なんじゃ、こりゃ?と、興味津々。そして撮影。

公園なので、ご丁寧にプレートが地面に刺さっていて、
「ホウキボウキ」と書かれてあった。
家に戻って、ネットで検索。
そしたら、何も出てこない。おかしい。相当珍しい植物なのか?
あっさり解決するはずだった事が、謎は深まる。
「ホウキボウキ」と書かれてたプレートをメモで撮影もした。
撮影データにも「ホウキボウキ」と書き込んだ。
でも、メモ画像は消去。確認する術は無い。

気になって眠れない。
そこで、あらためて公園のその場所に再訪。
迷路のような散策路なので、途中迷いながらも、なんとか現場に到着。
あった、あった。タンポポ綿毛もどきが広がる一帯。

そこで私が見た物は・・・

「コウヤボウキ」と書かれたプレート

ん?「ホウキボウキ」でなく「コウヤボウキ」
私が勘違いして読んでしまっていたのか?

プレートをじっくりと眺める。更にまたプレートに顔を近づける。

「ホ」の部分と「キ」の部分。修正されたペイントの形跡。

私の記憶の無実が証明された瞬間であった。

単に公園管理の人が間違えてたというオチ。

恐らく、これまでにそこを訪れた沢山の人々は「ホウキボウキ」と憶えてしまって、生涯過ごし続けるに違いない。間違えた人の責任は重大だ。私も罠にかかるところであった。

正しいのは「コウヤボウキ」

頭の中ではまだ「ホウキボウキ」が存在している。だって初めて知る植物だったから、しっかり憶えようとして私の脳のシナプスに「ホウキボウキ」がリフレインしているから。

今後は「コウヤボウキ、コウヤボウキ・・・」と毎日十回唱えて、頭に叩き込もう。





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